~家庭科の本来の意味を目指して~NO.5 「YuKa’s home代表」 松本有里さん

NO.5

YuKa’s home代表

松本有里さん

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1992年生まれ。日本女子大学大学院 家政学研究科修士課程/製菓専門学校修了。「長期的な視野で、身近な人を幸せにできる人を増やし続けること」 を目的とし、生きる上で大切な基盤となる「家庭科」を通して「日常生活を問い直すきっかけ」を、“体験型授業(イベント)”を通して伝えていく“YuKa’s home”を運営する。 また、調理実習等の講師として教壇に立ち、「食」への興味・関心を引き出す授業を展開。その他、お菓子の商品企画・開発や、個人・イベントを通して幸せを願う、“想いのこもったお菓子”を提供している。 夢は「お菓子を通して心通う場を創り、身近な人を癒し、幸せにする大切さを伝える」こと。

BS12「夢らぼ」出演 (2016年1月):番組ナビゲーターの方をイメージしたタルトを製作

Yuka’s home共同代表としての主な活動とは

私は、生きる上で大切な基盤となる「家庭科」を通して「日常生活を問いなおすきっかけ」を、“体験型授業(イベント)”を通して伝えていくYuka’s homeの運営をしています。Yuka’s homeでは「長期的な視野で、身近な人を幸せにできる人を増やし続けること」をビジョンとしています。

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Yuka’s homeの名前の由来は、「Yu」は松本有里の“ゆ”、「Ka」は共同代表の渡辺香さんの“か”。そして、homeには2つの意味があり、home economics(家政学) の「home」と、“またいつでもここに帰ってきてね”という、お家のようなほっこりした空間を創りたいという願いを込め、「home」という言葉を名前に入れました。

現在は、お菓子・お料理教室の開催、講師出張サービス、様々なイベントにてお菓子のケータリングなどの活動をさせて頂いております。

YuKa’s homeの活動を通して目指すこと~自分を大切に、そして身近な人も大切にできる空間づくり~

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YuKa’s homeを通して伝えたいことがあります。それは、「身近な人を幸せにすること」。そして、身近な人だけではなく先ず、「自分自身を幸せにしてほしい」ということです。

私も過去に経験したことがありますが、「自分を犠牲にして、人の為に尽くす」、「人の為に寝ないで何かする」というような思いや考え方で行動していると、振り返ってみたら自分がボロボロでなってしまっていました。

「これでは自分も幸せになれないし、そんな自分は相手も幸せにすることができない」と思いなおし、まずは自分を大切に、幸せにしようというという考え方に変えました。そしてこの考え方は、家庭科だけではなく生きる上でとても大切なことだと気付くことができました。

また、YuKa’s homeの共同代表である香さんとも考え方や価値観が合致し、2人の学んできた「家庭科」を基盤とし、「自分を大切に、身近な人も大切にできる空間づくりをしたい」という想いが強まりました。

YuKa’s homeは単なるお菓子・お料理教室にはしたくなかった~活動にいたるきっかけと思い~

子供時代からお菓子が大好きで、お菓子作りもずっと好きなことでした。バレンタインなど何かイベント事があるたびに、お菓子を沢山お友達に作って行き、「おいしい!」と喜んでもらえるのが何よりも嬉しかったです。学部時代までは趣味でお菓子を作り続け、現在は大学院に行きつつ製菓の専門学校へも通い、お菓子の勉強を続けています。

お菓子を作ることはもちろん楽しいけれど、作っている際、「あの子はチーズが好きだからチーズは絶対入れよう!」、「柔らかい雰囲気の方だから食感は柔らかめに、形はお花の形にしよう!」、「健康を気にされている方だから、お砂糖は甜菜糖を少なめに、粉は米粉にしよう!」、「◯◯な想いでイベントを主催されていて、お客様はこんな方だから、それに見合った製品にしよう!」など、常に相手のことを想いながらアイディアを出し、最後の最後まで考え抜き、最高の一品を創り上げます。

そうして作ったお菓子をお渡しした時に見える、相手のにっこりした笑顔や喜んでくださるお姿、「おいしい!」「幸せな気持ちになったよ!」というお言葉を頂けた時、“想いが伝わった”と感じられることが、心から嬉くて。

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そんな“好き”を形にしていく中で、YuKa’s homeでもお菓子・お料理教室を開催していますが、YuKa’s homeの提供できる価値は、単なるお菓子・お料理教室ではなく私たちが学んでいる、“家庭科”を基盤としているところにあります。

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Y’s homeレッスンの様子

例えば、私のお菓子教室では、レッスンの中で「このチョコレートは400円で買ったものなのだけれど、もし100円のチョコレートと、400円のチョコレートがあったとしたら、どちらを選ぶ?」と参加者の皆さんに問いかけてみる。これは、普通のお菓子教室ではあまりやらないことですよね。

皆さんはやはり100円のチョコレートを選びがち。結論から言うと、どちらを選んでも大正解!なのですが、100円のチョコレートにも400円のチョコレートにも、それぞれ価格の裏側には“何か”がある。「その背景を考えてみよう」ということを、1つのチョコレートをとっても考えられるようなレッスンを展開しています。

ちなみにここでいう価格の裏側とは、100円のチョコレートの場合、児童労働やフェアトレードをめぐる諸問題があります。一方、公正な価格で販売しているのが400円のチョコレート。公正な価格で販売したら、生産者の家計が潤い、家計が潤ったら働かされていた子ども達が学校に行けて教育を受けられる。その子ども達が学んだことを活かし将来職に就いたら、きっと、もっと社会は素晴らしくなる。

このように、YuKa’s homeでは日常生活の中で「なぜ?」という「当たり前を問いなおすこと」を大切にし、そこで得た気付きが「自分も、相手も幸せにできるような学び」となるようなものを、必ず取り入れるようにしています。このように、“家庭科”的観点を活かしたレッスンはYuKa’s homeならではの取り組みであり、提供できる価値だと考えています。

共同代表・香さんとの出逢い

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YuKa’s home共同代表

(左:松本有里さん・右:渡辺香さん)

YuKa’s homeのイベントはそれぞれ「Y’s home」と「K’s home」にお教室が分かれています。Y’s homeは有里の「Y」。私はお菓子を通して心に幸せや癒し、感動を届けたいという想いと、自身の経験を背景にお菓子教室を展開しています。K’s homeは香さんの「K」。彼女は食生活で自分の体質を変えられた経験があり、食の“本物”を知り、食材を選択できるようになることを基軸にマクロビ教室を展開しています。

香さんとの出会いは、Facebookでした。
私が学部生の時、「大学院に合格しました!」という記事をFacebookに投稿したところ、香さんが「私も同じようなことを大学で学んでいます!」と、コメントをしてくれました。家政学は衣食住、家族、経済などの分野があるのですが、香さんとは経済の部分を学んでいるという点でも共通していたのです。そこから直接お会いし、何度も何度も話し合い、意志が合致し、私たちの強みである“食”と“家庭科”を使って、YuKa’s homeを通して幸せの循環を社会に生み出したい、という想いに至りました。

参加者の皆さんが、伝えたことを実践してくれた時が一番嬉しい。

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YuKa’s homeのイベント後

ご自身のブログで発信してくれた参加者さん

活動をしていく中で、参加者さんや関わった方々にお伝えしたことを、実践してくれた時はやはり嬉しいですね。「お菓子・お料理教室」で単に作って、「おいしかった」で完結するのではなく、参加した後にも、例えば学んだことをまとめてSNSで発信してくださったり、お教室で作ったお菓子を、お家に帰ってもう一度家族やお友達作ってあげた方などもいらっしゃり、自分の学びを身近な人にも共有してくださった時は、本当に嬉しいですし、一番のやりがいを感じます。

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出張講師でNPO法人紡ぎ組さん

With Japanさんとのコラボ風景

出張講師サービスもしているのですが、「男子ごはん」という他団体さんとコラボレーションしたイベントがあり、鯛飯やいしる汁を皆で作りました。その中で、鯵のなめろうを3枚おろしから教えたのですが、後日実際に「お友達に作ってあげたよ!」と報告してくださった参加者の方がいました。やはり単なるお料理教室という、その場で完結してしまうものではなく、習った後しっかり人に伝えてくれたり、実際に作って身近な人を幸せにできる、という参加者さんの行動はとても嬉しいですし、私自身が目指しているところでもあります。

それは、YuKa’s homeのビジョンである、「身近な人を幸せにすること」を、私だけではなくて参加者さん自らが、他の誰かに発信してくれていることになるからです。

当たり前を問い直す力を身につける。活動の際に工夫していること。

お菓子作りでもたまにお塩を使うのですが、お塩を入れる際、“どうしてこのタイミングなのか?”は、あまり考えないですよね。でも“どうして?”“なぜ?”という、“当たり前を問いなおす力”を参加者さんには身につけて欲しいと思っています。

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例えばバターを扱った場合、「どうしてこのタイミングでバターを入れるの?」とか、「どうして室温に戻さなければならないの?」などから始まり、「ここではバターのどの性質を利用するのだっけ?」というような知識を復習することまでを、レッスンの中で問いかけていく。

お菓子を作りながら一緒に考え、沢山問いかけていくと、今度は参加者さんの方から質問してくださるようになり、当たり前を “なぜ?”と問いなおす力が少しずつ、ついていくようになります。

このように、世の中の考えて欲しい諸問題や、物事の裏側にある背景・真実に少しでも目を向けてもらえるよう、私のレッスンでは工夫しています。

同じ夢を持つ女性に伝えたいこと「できるか・できないかではなく、やるか・やらないか

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私も昔、よく躊躇していました。「失敗したらどうしよう」とか、「今の私じゃできない」と思っていたのです。しかし私は今、“できるか・できないか”ではなく、“やるか・やらないか”ということを、常に考え行動しています。
人生は誰もが皆、平等に1度きり。やりたいこと・好きなこと、皆さんおありだと思いますが、私の場合は「お菓子」でした。お菓子のことを諦めてこのまま生きていくのか、勇気を出してお菓子に真剣にたずさわってみて、少しずつでも前に進めて毎日が楽しくてわくわくできて…。「お菓子で夢を叶える」という理想に近づくために、“できるか・できないか”と躊躇しているのではなく、まずは“やってみる”ことから始めてみたのです。

やってみてもし失敗したら、それは“失敗”とは考えない。それは“成功までの過程”だったのだと考えるようにしています。成功するまで、やり続ければいいのです。“やるか・やらないか”という思考で行動していると、少しずつだけれども、夢が形になっていきます。本当に少しずつ“やる”ことを選択して行動し続ければ、きっと理想が現実化していくと、私は信じています。

夢を叶えたい!ではなく、“叶え通す!”。夢は、叶えるためにあるものです。私もまだまだ夢の途中ですが、皆さんもご自身の素敵な夢を強く想って、ぜひ一緒に叶えていきたく思います。

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BS12「夢らぼ」出演 (2016年1月)
番組ナビゲーターの方をイメージしたタルトを製作

お菓子を通して心通う場を創り、「身近な人を癒し、幸せにする」ことをこれからも伝えていきたい。

今後はお菓子の講師として、さまざまなイベントにお呼び頂いたり、お菓子の商品企画・開発にもたずさわっていきます。Yuka’s homeの中でも月1回、香さんと交代でお菓子教室・マクロビ教室を開催していきます。

ケータリングサービスも本格的に開始しました。今までトータルで10回程お菓子のケータリングをうけたまわり、約300名の方々に“想いのこもったお菓子”をお届けすることができました。2017年の大学院卒業までに、1,000名の方々にお菓子と共に幸せをお届けすることが、現在の目標です。

「お菓子を通して心通う場を創り、身近な人を癒し、幸せにする大切さを伝える」これが私の夢です。

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Alazi Dream Projectさんのイベントへ

シンボルマークのライオンクッキーをお届け


 松本有里さんコラボ

イベントのお知らせ

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2016年9月25日(日)15:30~17:30

無添加アイシングクッキー講座

松本さんの焼いたクッキーに、アイシングを施す体験会です!皆様ぜひお越しください。

【お申込みはこちら】

主催:輝く女性のための夢インタビューサイト「キアラ」